幽かに生きてる

日常を考えています。日常エッセイ風一人コントブログです。

生活

17はファミレス

サイゼリアで昼食を済ませる。隣には二人の主婦らしき人がいた。短めのスカートを履いている方がメニューを手にしてサラダを食べる?と聞いていた。すると声の小さい片方は、私はいいかな。といっている。 注文はメニューを持っていたスカート女性が仕切った…

15は戦い

体調不良の原因は暑さのせいか空腹のせいか寝不足のせいかその全てか。起床後に大量の汗をかいていたのでシャワーを浴びた。熱い湯でさらに汗をかく始末になりそうだったので、最後は水を浴びてシャワー室を出る。依然、胸の辺りがムカムカしている。身体を…

14は夏

外出先に向かう徒歩移動は灼熱の太陽を直に体感し、ゆっくりと進む時間の中で穏やかに終末を待つ生活の一部分を感じた。都会に乱反射する放射線は逃げ場を失い、日陰でも容赦ない熱気を感じる。肩からストンと落としたような薄手のワンピースの女性の形の浮…

10は性欲

ガラスに映った自分を見たら頬の肉が薄すぎて、下手な占い師に死相が出ているとか言われそうなので、新宿駅前にいるストリートシャーマンの話聞いてみようかな。と思いつつファミマに入った。入店音に合わせて「ひだりのひと~とみぎのひと~」と口ずさみ、…

8は不調

他人のふんどしで相撲を取る、って絶対に嫌だ。故事的な意味では無く。直に触れてるんだぜ。きれいなふんどしだろ。ウソみたいだろ。直に触れてるんだぜ。それで。 ブログを書くにあたり、私が人々について思ったことを書こうとするのだが上手くいかない。と…

6は不快感

通り雨にぶつかって、ずぶ濡れになった。私は高2の夏を思い出す。 部活が終わり、黄昏時の日陰のベンチで火照る身体を冷ましていた。近くの仲間とだべっていると、突然の豪雨。急ぎ屋内に逃げ込み外を見ると、バケツを返したような雨だった。地球の終わりが…

5は羞恥心

電車内で携帯を見る人は他人に覗かれることを恥ずかしいとは思わないのか。自分の興味や嗜好が人に知られても平気なのか。 たとえ覗かれていないだろうと思っていても、どこでどう人が見ているか分からない。私はあいてが誰であろうと絶対に覗きたいタイプな…